忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

明治時代に見出された

「あべこべ」という意味をあらわす英単語に"topsy-turvydom" というのがある。
最近は、あまり使わなくなった言葉のようだ。
明治時代になって日本を訪れた西洋人は、
よくまあ、ここまで逆さまなものがあるもんだと思うぐらいだったようで、
この言葉が結構な流行語となったという。
西洋と「あべこべ」というもので、よく知られたもの挙げれば、
「手招きのジェスチャー」「指折りでの数え方」
「がんばれ!とTake it easy!(気楽にやろうぜ)」などがある。
storage unit
こういった生活習慣の事だったら「面白い」で済むが、
法律的な点で「あべこべ」であると、少しばかり話がややこしい。
まず、課税に関して言えば、日本では「属地主義」を取っている。
日本人であっても国外に住めば日本の税金の対象とはならない。
アメリカの場合「属人主義」だから、アメリカ人をやめない限り、
国外に出てもアメリカの課税対象者となる。
これが、国籍の考え方は、逆。
日本の場合「属人主義」となり、アメリカでは「属地主義」。
日本の場合、いくら日本で生まれようが日本人でなければ日本国籍とはならないが、
アメリカで生まれると、その地に属して生まれたのだからアメリカ国籍となる。
これで問題が生じる。
たとえば、日本国内では「実家に帰らせていただきます」
と子供を連れて妻が出て行ってしまうということは、よくある話。
craft storage
その後の裁判では、たいてい母親側が親権を取り、夫が子供の養育費を払う。
だが、これが欧米に住む日本人ではそういうわけにはいかない。
アメリカで生まれた以上、アメリカの子供。
自身の子であっても連れ帰ると「拉致」と同じ扱いとなり、犯罪者となってしまう。
また、欧米では、収入の高い夫が親権を取る判例が多い。
いろんな面で「あべこべ」。
そのため、妻が日本人の場合、子供を残して一人で帰って来なければならないことになる。
ただし、これはハーグ条約での取り決め。
今の所、日本は批准していないので、連れ帰っている例が多い。
ハーグ条約に関して言えば、国会で決議され、これから批准されることに方向は決まっている。
ただ、「属人主義」と「属地主義」という、根本から逆。
明治時代に見出された「"topsy-turvydom" (あべこべ)」は、
遠い日の出来事ではなく、
思わぬところで現在に至るまで脈々と続いている。
*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、。htc phone covers
PR

演劇などを見て、

「50円で海外旅行をする方法」
というラジオCM が流れていたのは1970年初頭の事だった。
その後に続く言葉は、
「40円でアルバイト情報(誌) を買い、アルバイトを選んで10円で電話をかける」
そこで稼いで海外旅行に行こう、というもの。
ナイスなCM だった。

それまでの時代は、アルバイトをする学生を「苦学生」という
なんともカタ苦しい表現があったが、
70年代以降は、学生アルバイトは、すっかりとイメージを変えた。

アルバイトを紹介する雑誌は、学生の必須アイテムとなり、
さしあたって必要がなくても手にしているものだった。
いしいひさいち氏の出世作『Oh!バイト君』は、
その一つ「アルバイト情報」誌に掲載され、
ドジなバイト生を描いた4コマ漫画は、格段に面白かった。

それまでイデオロギーに縛られていた学生を
自由な世界へと駆り立て、
アルバイト代が、若者文化のよき軍資金になった。

軍資金の使途は、
地下映画劇場で3本立て300円程度の映画を見たり、
ジャズ喫茶でタバコをくゆらし、
ワザワザ出掛けて、サブカルチャーの演劇などを見て、
呑みながら議論する。

そんな”サブカルチャー”のイベントを知らせる情報誌の一つが
「プレイガイドジャーナル」誌であった。
発行が1971年。版型がB6判サイズのいわゆるミニコミ紙。
書店で手に入れるというより、
映画館の入り口やジャズ喫茶などに置かれていて、手作り感が一杯だった。

そんな情報誌だったが『ぴあ』などに押され、いつの間にか見なくなった。

この「プレイガイドジャーナル」誌は、
「日本で最初の情報誌」ともいわれたが、モデルは、
パリの情報誌「パリスコープ(Pariscope)」だったようだ。
パリではよく知られた存在。こちらもその版型はB6判。



パリスコープは、ウェブに変わったが、
様々なカルチャーを紹介する貴重なページとして存在している。


さすがに、その頃は「50円で海外旅行」は出来なかったが、
今は夢ではなく、海外旅行は簡単に行く事が出来る時代になった。

あれから、
時代は大きく変わって行った、、。

詩卷長留天地,人往千秋酒不空
幸福是心靈的感覺
像是故人來
一場雨過後的感想
來自夏天的約會
做最幸福的女人
寫給我這17年的青春
生命中的過客
歲月過後的記憶
回想起以前

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

P R